高品質追求のコンセプト

印刷会社の原点「高品位な印刷」を常に追求しています。

当社では印刷のスペシャリストとしてお客様のご期待に応えていくため、常に品質の向上につとめています。
通常の印刷における品質管理の徹底はもちろん、先進の印刷技術を積極的に取り入れ、美しく再現性の高い仕上がりを実現。高い印刷品質で感性に訴える価値を生み出したい、その思いを一つひとつ実現しています。

一つ目の取り組み〈広色域印刷〉

再現できる色の領域を拡げています。

通常のカラー印刷はプロセス4色(CMYK)で再現されます。微妙なグラデーションや鮮やかな色調・色域の写真、瑞々しい肌色など、より忠実な色の再現性が求められる場合、プロセス4色に特色インキを加え、6色印刷や7色印刷で対応するのが従来の方法でした。しかし、品質の不安定やコストアップなどが問題となっていました。
当社では、これまでのプロセス4色では再現できない、鮮やかでより広い色域の再現に取り組み、その結果、特にオレンジ~赤~ピンク~群青の色相において広い再現領域をプロセス4色で実現。これにより、絵画や写真集など、より現物や写真に近い印刷が可能になったのです。

通常のプロセス4色印刷
通常のプロセス4色印刷
佐々木印刷の高色域印刷
佐々木印刷の高色域印刷

二つ目の取り組み〈高精細印刷〉

より写真に近い滑らかな表現を可能に

印刷物を拡大してみると、印刷面は網点(小さな点)の集合体で構成されていることがわかります。一般的には175線(1インチに175個の網点)で印刷されていますが、当社では求められる品質に応じて、300線(1インチに300個の網点)で構成される高精細印刷で対応しています。
絵画や写真の高い再現性をはじめ、食品、植物などは鮮やかになり、貴金属や電化製品は立体感がでます。またモアレやジャギーが出にくく美しい仕上がりが期待できます。

一般的な175線の印刷
一般的な175線の印刷
佐々木印刷の高精細印刷
佐々木印刷の高精細印刷
(写真はイメージです)

三つ目の取り組み〈カラーマネジメントシステム:CMS〉

全工程で同じ「色」を再現するために数値管理を徹底

デザイン用のパソコンモニタで表示される色、校正用のカラープリンタの色、色校正の出力機の色、そして最終的な印刷の色など、各工程で使用するデバイス(機材)によって、色には違いが生じるものです。そこで、すべての機材の色を統一された数値によりコントロールし、常に同一の安定した色が再現できるシステムを構築。高品質で安定的な印刷物をご提供しています。

カラーマネジメントシステム:CMS